ターメリックと聞くとまず想像するのはカレーでしょう。
カレーのあの黄色はターメリックのものです。
なんとなく体に良いのかも?くらいの印象でしょうが、
別の呼び名「ウコン」と言ったらどうでしょうか?
色々な健康食品やドリンク剤に入っていて、
「ウコン」という文字が強調されていますね。
おもに肝機能、特にお酒を飲むときに良いとされています。
ターメリックの効能はそれだけにとどまりません。
ここでは、ターメリック(ウコン)の効能と、食べるときの注意点をご紹介します。
ターメリックパウダーの効能。食べ過ぎると副作用も!
ターメリックの効能の大部分はクルクミンのものです。
クルクミンはポリフェノールの一種で、
ターメリックの黄色はクルクミンの色です。
肝機能を促進させ、解毒作用を助けることから、
お酒を飲みすぎた際の悪酔いや二日酔いをやわらげたり、防いだりします。
ターメリックはまた、コレステロール値を下げる効果もあります。
ターメリックのは胆汁というものを肝臓から腸に排泄することを助けます。
この胆汁にはコレステロールが多く含まれているので、
コレステロールの体外への排泄を助けて、値を下げるのです。
なので、脂っこいものと一緒にターメリックを食べると良いのです。
また、最近の研究ではインドに認知症患者が少ないことから、
ターメリックの抗酸化作用が若々しい体を作るのに役立ち、
美肌効果が期待されます。
認知症予防にも効果的なのではと言われているようです。
そんないいことずくめのターメリックですが、
食べるときに注意することもあります。
確かにターメリックは肝臓に良いのですが、
これは健康な人の肝臓に限ります。
肝臓に疾患がある人、黄疸のある人、ヘルペスや胆石、尿路結石、
このような症状のある人にとっては肝臓に悪い作用を及ぼします。
ターメリックパウダーの使い方!簡単だった!
ターメリックはパウダーにして料理に用います。
ターメリックパウダーをサプリとしているものや、
粉をそのまま飲む人もいますが、作用が強いのでお勧めしません。
また、漢方ですので、それほど即効性は期待できません。
日常生活のなかで、少しづつ摂取するのが良いでしょう。
やはり、そのためにはうまく料理に取り入れるのが一番です。
一番簡単なのはターメリック茶。
小さじ一杯をお湯で溶いてカップ1杯分とします。
食事の直前、食中、食後など、空腹時を避けて飲んでください。
次にターメリックライス。
小さじ2杯を2合分として、バター小さじ1と一緒に炊きます。
ごはんがきれいな黄色に色づき、香りも食欲を誘います。
カレーにもよく合います。
他にもスープに小さじ1~2杯加えたり、
肉や魚を焼くときにスパイス代わりにすりこんだり、
色々な使用方法がありますがどれもとても簡単です。
大切なのはターメリックは油に溶けやすいので、油と一緒に調理すること。
体内への吸収がよくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ウコンとして有名なターメリック。
お酒をのむ男性のサプリのようなイメージですが、
女性をいつまでも美しく保つ効果もあるようです。
また料理への使い方も難しくありません。
ターメリックパウダーを上手に料理に取り入れて、美容と健康を維持しましょう。