タイピング練習に使えるソフトと言えば、圧倒的に「寿司打」が有名ですが、
この寿司打に勝るとも劣らぬ、ソフトとして、『皿打』を是非ともおススメしたいと思います。
なぜ、おススメするのか。
当然、楽しいから・・・・ではなくて(笑)
『タイピングの実力がつくからです』
しかも、「寿司打」に比べてゲーム性に満ちていて、ドキドキ感は半端ではありません。
可愛いはずの「小人」たちが、ゲームが進むにつれて・・・
だんだん「小悪魔」に見えてきます(汗)
そして、この小悪魔たちを、見事やっつけたときの爽快感と達成感は、なかなかなのですが・・・
1回、わずか「2分」の「皿打」は・・・激むずです!
今回は、その激むずと言われる理由と攻略のコツについても、
具体的に伝えして行きたいと思います。
タイピング上達のステップにして下さいね!
皿打難しい。激むずと言われる理由とは
何かと「寿司打」と比較する様ですが、寿司打は、タイピングするワードが、
回転ずしをバックに同じ場所に出てきますので、目線はそこに定めて、ひたすら打って行くことになります。
でも、「皿打」は、360度、全方向から、小人たちがワード(や短文)を持って、ズンズンと真ん中の料理に向かってやってきます。
しかも、その速さが小人によって違います。
すこし、間抜けな感じのゆっくりした小人は良いのですが、チョコチョコっと素早くやってきて、
料理を持ち去ろうとする小人は、隅に置けません!
寿司打のようにほぼ一定の目線では、対応できず、あちこちに目をやって視野を広くする必要があります。
しかも、寿司打に比べて、出てくるワードのボキャブラリーが多いです。
そのうち、打ち間違いをすると、ドンドン料理が引きずられてゆく・・・
それを阻止しようとして、また打ち間違えて・・・
一か所にとらわれていると、知らぬ間に他のおかずなんかが引っ張られていて・・・
このパターンに陥ると、プチパニックに襲われ・・・そのままゲームオーバー!!
という末路が待っているというわけです。
これが、激むずの理由です。
もし、皿打ちは、難しくない!!と豪語する人がいるとすれば、それは、
「ブラインドタッチを完全マスターしている」
「ゲームのスリル感にも慣れていて、ドキドキしない」
故に「冷静で、視野が広い」
この三拍子がそろっている人と言えます。
こんな人は、ごく限られていて、今頃きっと「皿打」ではなく、他のゲームをしていることでしょう(笑)
タイピングは、ラジオ体操のように、日に日にみるみる上達するのものではなく、コツコツ時間をかけてスキルアップしてゆくものです。
それを、短時間で(例えば3日!)、しかも「簡単レベル」ではなく「激ムズレベル」を攻略しようなんてだいそれた気を起こすところに、「激むずだなぁ~」と思わなければいけない傾向が生まれるのではないかと考えます。
3か月毎日トライしてゆくと、きっとその頃には、あれ??なんであんなに苦労してたのだろう・・・
という感覚になっているはずです。
皿打の攻略のコツとは。チートや裏ワザってあるの?
かといって、3か月は、いくらなんでも長すぎる!!という方がほとんどでしょう。
そんな人のために、ここに皿打攻略法を伝授したいと思います。
先ほど書きましたように、一足飛びに上手くなって、激ムズレベルクリアーなんて絶対に無理です!
まず、「簡単レベル」のクリアーを目指します。
この「簡単」とつぎの「ふつうの難易度」までなら、
出てくる小人の持っているワードを順番に打ち込んでゆくやり方でクリアーできます。
ところが、「ちょっと難しい」レベルだと、出される言葉も難しくなりますし、出てくる小人の数やその襲撃の仕方も、どんどん巧妙になってきますので、一筋縄ではいかなくなります。
それなりの対策が必要と言うことです。
まず、飛び出してきた小人を順番に全て打ちのめそうとしないことです。
それより、よく全体を見渡して、とにかく料理に手を付けそうなものから、やっつけて下さい。
それは、必ずしも画面に出てくる順番ではなく、急に速いスピードで持って行こうとして出てくる小人に注意を払います。
当然余裕のあるうちは、画面に出て来た時点で、出来るだけ早くやっつけておく方が後が楽です。
そして皿打は、ゲーム性に富んでいますから、負けん気を出し過ぎて、必死になると、かえって嫌気がさします。
あくまで、真の目的はタイピングが上手くなること。
カーっと頭に血がのぼってきたら、あえて「皿打から離れましょう!」
そして、ほかのタイピングソフト
(おススメ→ https://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing/homeposition.html)
で、冷静に自分のタイピング技術、(「スピード」と「正確さ」)に少しでも磨きをかけて、ヒートアップした頭がクールダウンした状態でまたトライしましょう。
皿打は、1回「2分」ですから、一日に、何十分も入れ込むより、多くても10回まで(20分)と決めて、
毎日やることです。
そして、必ずしも、2分間最後までやりきる必要はありません。
自分の今のレベルより少し難易度の高い画面で、もうだめ・・・という局面が来たら「スペースキー」を押して、クリアーしてまた始めたらいいのです。
最初は30秒・・だんだん45秒・・・1分・・・1分30秒・・・というように
ステップアップします。
クリアーできずにイライラしそうになったら、先ほど書きましたように、一度皿打から離れるか、
難易度を下げて、あえて、達成感を味わうというのも良いと思いますよ。
そうやって、「イライラさせる」ゲーム性の毒牙にはまらないように、「賢く、クールに」に
続けてみて下さい。
そして、正しい指の位置(ポジショニング)を心掛け、ブラインドタッチに近づいて行ければ、
自ずとクリアーできるレベルはアップします。
逆説的に聞こえるかもしれませんが、あくまで、クリアーが目的ではなく、タイピング技術の向上が目的であるということを軸において、「スピード」と「正確さ」を身につけながら、その成果を皿打で確認する、というスタイルを維持して下さいね。
ゲーム性の毒牙に負けて、こんなのやってられない!!とキレて、飽きてしまっては愚かなこと。
とても勿体ないですからね。