広島県福山市にある鞆の浦,
瀬戸内海を背景に浮かぶ小島、
昔の港町の面影をそのまま残す風情ある小道、
歴史やグルメ、小さいけれどいろいろ詰まった観光名所です。
観光情報センターに行けばお得な情報や、
散策するのにちょうどよい観光マップなど入手できますよね。
一体どうすればよいのでしょうか?
鞆の浦の観光マップは福山観光コンベンション協会で
ダウンロードすることができます。
http://www.fukuyama-kanko.com/travel/pamphlet/
複数ありますが、
歴史巡りであれば「福山 鞆の浦マップ」、
街の散策であれば「手作りイラストマップ鞆の浦」
がちょうどよいのではないでしょうか?
観光マップの中にもありますが、
観光情報センターは鞆の浦のバス停前にあり、
着いてすぐに情報をチェックすることができます。
鞆の浦までの所要時間はどのくらい、駐車場はあるの?
鞆の浦まではどのように行けばよいのでしょうか?
新幹線を利用した場合、高速道路を利用した場合にわけて、
所要時間や駐車場などをご案内します。
新幹線を利用した場合、
JR新幹線福山駅で下車し、
改札から南口を出てすぐにタクシー乗り場、
歩道を渡ればバス乗り場があります。
タクシーでもバスでも福山駅からの所要時間は30分ほどです。
バスは5番乗り場から乗車でき、
一時間に4本ほど出ています。
鞆の浦観光情報センターの前までであれば、
運賃は520円、終点の鞆港まで行っても550円です。
距離は徒歩でも10分なのでどちらでおりてもよいです。
週末には昔ながらのボンネットバスが走っており、
情緒にあふれています。
鞆鉄バス時刻表
http://www.tomotetsu.co.jp/tomotetsu/jikoku/tomosen01.html#unchin
車で鞆の浦に行く場合は
福山東ICか福山西ICを降りて行くことができます。
福山東ICからは車で35分ほど、
福山西ICからは車で45分ほどかかります。
鞆の浦までの道案内
https://tomonoura.npnp.jp/access/13491/
駐車場は安さで決めるのであれば、
福山市鞆町鍛冶駐車場がおすすめです。
AM8時からPM10時まで4時間以内であれば1時間毎に150円、
4時間を超え7時間までなら1時間ごとに100円、
7時間を超えた場合は1000円となっています。
場所はホテル鴎風亭のすぐ横にあり、
鞆の浦の街並みからは離れているので、
少し歩くことになります。
アクセスが良いのは福山市鞆の浦第1駐車場、第2駐車場が便利ですが、
AM8時からPM5時まで30分ごとに100円、
PM5時からAM8時まで1時間毎に100円となっています。
鞆の浦の街の中は細い道がたくさんあり、
離合箇所でやっと車がすれ違えるような道が多々あります。
うかつに脇道に車で入ると大変なので、
車を降りて散策することをおすすめします。
鞆の浦駐車場案内
https://tomonoura.npnp.jp/access/13515/
鞆の浦でおすすめの食事は?
せっかく鞆の浦まで来たらおいしい
食事を食べたいところですよね。
おいしい鯛めしからおしゃれなカフェまで
食事をご紹介いたします。
一番のおすすめは「魚処 鯛亭」です。
鞆の浦は5月に鯛網という伝統漁法を再現するお祭りがあり、
鯛は鞆の浦名物です。
「魚処 鯛亭」では鯛を使ったメニューがたくさんあり、
お昼時はとてもにぎわっています。
鯛めし、鯛のあらを使った味噌汁、お刺身など、
お腹いっぱい最後までおいしく頂ける食事処です。
定食のようになっていて、
予算は一人当たり大体1500円前後です。
食べログ「魚処 鯛亭」
https://tabelog.com/hiroshima/A3403/A340301/34011651/
鞆の浦まで来てなぜと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
「田渕屋」のハヤシライスもおすすめです。
昔の商家の家をそのままお店にしていて、
昔にタイムスリップしたような雰囲気の中で
絶品のハヤシライスを食べることができます。
お値段は1000円で、ほかにスモークチーズもおいしいと有名です。
食べログ「田渕屋」
https://tabelog.com/hiroshima/A3403/A340301/34002380/
鞆の浦の街並みや仙酔島を散策して、
一息つきたくなったら、
渡船場2階にあるカフェ「SHION」がおすすめです。
瀬戸内海の穏やかな波面を見つめながら
コーヒーやケーキを味わうことができます。
仙酔島に行く船の待ち時間に立ち寄るのもよいかもしれません。
食べログ「SHION」
https://tabelog.com/hiroshima/A3403/A340301/34018590/
鞆の浦でポニョのモデルになった場所は?実は温泉もある?
鞆の浦は小さな街ですが、
その風情から様々な映画やドラマの撮影地になっています。
「崖の上のポニョ」もその一つで、
実際にモデルになったところを
見たい方もいらっしゃると思います。
どこで情報を得られるのでしょうか?
温泉情報もご紹介いたします。
宮崎駿監督がスタジオジブリの社員旅行で鞆の浦を訪れた際、
鞆の浦の街並みを気に入り、古民家を
借りてポニョを作られたそうです。
鞆の浦の観光案内所には「崖の上のポニョ」の
モデルになった場所をめぐる地図など案内してあります。
ゆったりと歩く時間がある方は、
「崖の上のポニョ」に出てくる風景と見比べながら
ポニョの世界観に浸るのも良いかもしれません。
参考
https://rocketnews24.com/2015/10/25/654331/
あまり知られていませんが、鞆の浦には温泉もあります。
鞆の浦の温泉は天然ラジウム温泉で、
ラジウム温泉にはリウマチや胃腸の疾患など
様々な症状に効能があるといわれています。
おすすめの宿をいくつかご紹介すると…
「汀邸 遠音近音(みぎわてい をちこち)」
全客室露天風呂付でオーシャンビューになっており、
エステや貸し切り露天風呂もあり、
贅沢な時間を過ごしたい方にはおすすめです。
http://www.ochikochi.co.jp/index.html
「鴎風亭(おうふうてい)」
老舗の旅館で様々なタイプの部屋があり、
こちらは屋上に絶景露天風呂があり、
貸し切りの屋上絶景露天風呂もあるので
絶景を独り占めすることができます。
http://www.ofutei.com/index.html
「鞆シーサイドホテル」
少し変わったお風呂に入りたいという方は、
鞆シーサイドホテルの仙酔島にある「江戸風呂」がおすすめです。
デトックス効果の高い蒸し風呂や、
母親の胎内風呂など順々に入っていきます。
効能を高めるために入浴には全部で90分から120分ほどかかります。
http://www.sensuijima.jp/kokokara/contents/furo.html
鞆の浦の鯛網とはどんなお祭り?
食事の見出しでも紹介しましたが、
鞆の浦では5月に鯛網(たいあみ)と呼ばれるお祭りがあります。
一体どんなお祭りでしょうか?
鯛網は鞆の浦の仙酔島の浜辺から始まります。
鞆の浦には複数の小島があり、
その中の弁天島には弁財天が祭られており、
鯛網ではその弁財天の使いである「乙姫」が
仙酔島の浜辺にとめられた漁船の上で、
大漁を祈願し舞を踊ります。
その後、乙姫は船と共に仙酔島を後にし、
観客は観光フェリーに乗り込み、
漁船を追って沖に出航します。
漁船は沖に出て、伝統的な漁法で鯛を追い込み沖で網を上げます。
観客は網が上がった後、
フェリーから漁船に乗り移って間近に見ることができ、
とれた鯛をその場で買うこともできます。
鯛網を見た後フェリーはゆったりと周遊し、
陸からでは味わえない沖からの鞆港を見ることもできます。
仙酔島での乙姫が舞うセレモニーは無料で見ることができますが、
観光船に乗る場合は観覧券が必要です。
鯛網観覧券には鞆から仙酔島までの渡船料も含まれています。
前売り券が大人2500円、子供が1250円で
当日が大人2800円、子供が1400円となっています。
他にも家族観覧券(大人2人と小中学生2人まで)6000円や、
福山駅から鞆までの往復バス料金がセットになった
バス券付観覧券大人3300円、子供1650円があります。
観覧券の購入方法など詳しい情報は下記をご覧ください。
鯛網 観覧券
http://www.fukuyama-kanko.com/travel/taiami/
おだやかな瀬戸内海の海を眺めながら、
のんびり鞆の浦の街散策はいかがでしょうか?
詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。