人知れず学問を積み、研究を重ね、博士号を取得。
でもなかなかこれといったポストが見つからず時が過ぎてしまう、という大きな悩みを抱えている人が少なくないポスドク・・・
しかも人生の一、二を争う大きなターンニングポイントの結婚は、どのタイミングですればいいのでしょうか?
先の見えない2人に当然親たちは反対することでしょう。
どの様にすれば周囲の賛同が得られるのか?
結婚のジャストタイミングと周りにも祝福されて話を進めて行ける方法について分かり易くお伝えして行きます。
ポスドクに伝えたい、結婚するならばこのタイミングが最適
いきなり結論ですが最適な結婚のタイミングは、
「博士号が取得できて、
任期に縛られないポストが約束されて、
自他ともに納得できる収入が保証されていること」
です!
これが、一番の理想形で、後はこれにどれだけ現実を近づけられるか、そして大切な周囲の人達が納得してくれるのかによります。
いくら結婚したい!と自分たちが言っても、
非常勤講師とアルバイトを掛け持ち、とか
保険など福利厚生はナシ、
いつ収入が上がるかもわからない・・・では周りも不安で仕方ありませんよね。
そこに子供は欲しいのか?将来親の面倒を見る立場なのか?そして、現在が20代なのかはたまた40代なのか?・・・といった要素は出てきます。
年収300万円で大丈夫!!という家もあれば、
年収500万円でも少ない!!と言われてしまう家もあるでしょう。
せめて、専任講師になって欲しい・・・とか。
とにかく、「博士号が取得できて、
任期に縛られないポストが約束されて
自他ともに納得できる収入が保証されていること」
この3要素がそろった時が結婚の目安です。
(もちろん、貯金がいくらあるか?今の家を引っ越す必要があるのか?といった点も二次的、三次的に考えなければいけない要素になります。これらによっては半年先、とか1年先・・・という風に時期を延期することにはなるでしょう)
ポスドクの人との結婚、親に反対されたらどう切り抜けるべき?
反対する親を説得するのも、上に書きました3要素を柱にてあとはその家に合った条件を二人で提示できるかにかかってきます。
つまり、少子化でいつ潰れるかわからない名の通っていないマイナーな大学で成れるかも分からない教授を目指すより、
民間企業に就職して欲しい!と言われるかもしれませんし、
先の見通しが立たないなら3年以内に家業を継いでくれ!
と言われるかもしれません。
または、早く孫の顔が見たい!とか
私(彼女の父)が退職する2年後までに結婚してくれ!
との言い分も考えられます。
これらの波状攻撃に、「○○までに、〇〇のポストにつき、○○○万円の収入を得られますので、○○年までには結婚させて下さい!!」と断言できるかがポイント。
もし無理なら、彼女が、
私が働きます!とか
子供は作りません、とか
彼一人の条件で勝負するのではなく、
彼女の持ち合わせている強みや条件と抱き合わせにして納得を得るかです。
そして、もうひとつは「強い味方を作る」ことです。
お世話のなっている立場のある大学教授とか
小さい時からお世話になってきた身内でもそこそこ力があるご意見番的なオバ様とかオジ様。
こういった人達に泣きついて一緒に説得してもらうのです!!
あとは、回数を重ねて何度でも「好きなんです!幸せにします!結婚させて下さい!」と頭を下げ続けることです。
親だって人の子ですから、最後は・・・と折れてくれるかもしれません。
ココは、各自の努力と情熱と作戦にかかっています。