母子家庭の子供の特徴は?甘えん坊のいい子?それとも荒れる?


家庭にはいろいろな事情がありますが、親の都合で母子家庭になってしまった、お子さんは心の中で何と思っているのでしょう・・・

私は20歳の時、両親が離婚し、母子家庭に育ち、妹は今現在、20代で結婚し1年半で離婚、母子家庭で暮らしています。

自分自身が母子家庭で育ち、妹は2人の子供を持つシングルなので、近い立場から、あなたの悩みの解決になるかなと思います。

あなたは今、離婚した場合子供は甘えん坊になるのか荒れてしまうのかが、心配になっているのではないでしょうか。

私が経験した母子家庭のお話と今現在シングルで頑張っている妹のお話をしていきますので、どうぞ参考にしてください。

母子家庭の子供の特徴とは。母子家庭あるある


母子家庭の子供はどういった環境のもとに母子家庭になったのかにもよりますが、少なからず心に傷を受けています。

私は20歳でまだ実家に暮らしていました。
ある日突然告げられた離婚宣言に怒りと悲しみと戸惑いが一気に押しかけてきました。

一回決めた離婚の話は、あっけなく進み、父は出ていきました。
その当時、私を含め6歳、9歳、16歳の妹と弟がいました。

両親の離婚後すぐに家を出ました


私はすぐに家を出ました。
あんなに父と母は仲が良かったのに、当時の私に大人の事情はわかりませんでした。
16歳の妹は母の財布からお金を盗み、夜中出ていく・・・
荒れたパターンです。

6歳、9歳の子は毎日泣きました。

でもとても甘えるパターンでした。
母だけになったことにより、日中に母は仕事でいません。
そのため、体調不良で学校を休んでも家で一人で寝ていなければなりません。

私は家を出たと言っても、徒歩5分圏内のアパートに引っ越したので、毎日様子は見に行っていました。
寝るだけに帰る家のような感覚でした。

なぜ出たのかと言うと、父がいなくなったという現実を受け止められなかったという感じです。

正直、父親のことはあまり好きではありませんでしたが、いなくなると話は別です。
小さい頃の思い出がよみがえってきて毎晩寝る前に思い出して泣きました。

妹と弟とは、歳もかなり離れていましたので、日中は、ほぼ母親の代わりとして過ごしたこともあり、
末っ子は20歳になった今でもとても甘えん坊です。

甘えん坊、いい子、荒れる子の母子家庭のパターン


母子家庭=非行に走る」というイメージが強いかと思いますが、絶対的にそうとも言い切れません。

私の妹は子供が1歳と2歳の時に離婚をしたために、上の子は記憶の隅に父親の影が残っている程度で、下の子に関しては父親のことは存在すら知らない状態です。

今現在、2人は7歳と8歳です。

2人ともとても甘えん坊です。
男の子2人ですが、2人でママを守るというような子供たちです。
とてもいい子に育っています。

そんな子を育てた本人は幼い頃、とても荒れました。
最初の方にも言いましたが、お金は盗む、夜遊びをする、そして警察に補導され、親が呼び出されるということを繰り返していました。

ある日帰ってこなくなり(連絡は取れていました)、数年後、結婚の報告をしに帰ってきました。
私の個人的な意見としましては、思春期にシングルになった場合に荒れてしまうのかなと思います。

まとめ


人との別れというのはいくつになっても辛いことです。
学生の頃仲の良い友達が転校して会えなくなると悲しくなりましたよね。
それが最愛の両親だったら、心の底から悲しくなります。

その悲しさと寂しさの反動で、その子それぞれに甘える子や荒れる子に、分かれるのだと思います。

しかし、両親ともに揃っている家庭でも荒れる子は荒れますし、最終的な見解としましては、その子自身の性格の問題だと思います。

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