帯状疱疹とは?それって他人からうつるものなの!?

皮膚にチクチクと痛みを感じたと思ったら、

赤い発疹がぽつぽつと出来る、それも左右どちらかの一か所だけ・・・

こんな症状が出たら「帯状疱疹」の可能性があります。

原因は何なのか?

また、他人からはうつるのでしょうか

うつるとしたらどんな場所なのか?

詳しくお伝えして行きます。

帯状疱疹は他人からうつる!?発症までの期間は?

帯状疱疹がうつることは、ありません。

ただし、帯状疱疹が「ある特定の人たち」にうつって

「水ぼうそう」として発症することはあります。

水ぼうそうにかかったことのある人は、

治っても「水痘・帯状疱疹ウィルス」というウィルス体の中に残ります。

そして、何十年もの間潜伏していて、何かのきっかけと共に

今度は「帯状疱疹」として発症します。

そのきっかけは、

加齢とともに免疫力が低下したときや、

過度の疲労やストレスがかかったとき、

HIVに感染したとき、

ステロイド内服薬の長期間使用時、

などで、おもに50代前後位から発症する数が増えてきます。

先ほど、「ある特定の人たち」にうつると書きましたが、それは

「水ぼうそうの予防接種を受けていない乳幼児」

「水ぼうそうにかかったことのない人」などです。

普通の元気で健康な人にはまず感染しません。

ウィルスの潜伏期間は、「10日から21日」です。

そして、発症した場合は、

水ぶくれができて完全にかさぶたになるまでが目安で早ければ2週間、

長い場合は1か月くらいかかることもあります。

さらに、皮膚は良くなっても痛みは1か月以上続くというケースもあります。

ちなみに、一度帯状疱疹になったことがある人は基本的に二度はかかりません

つまり、一生に一度の病気ということです。

ただし、100名に1人くらいは複数回かかる人もいます。

帯状疱疹がうつるのはどこで?お風呂でうつる!?

帯状疱疹は、「空気感染」と「接触感染」によってうつります。

空気感染は、咳やくしゃみなどですがこれは症例としては少ないようです。

それよりは「接触感染」のほうがうつる確率が高いです。

手をつないだり、

抱き合ったり、

食べ物の口移しをしたり、

お箸や食器などを共有したりすると

移る可能性が出てきます。

お風呂でも家族が帯状疱疹にかかった場合は、

特に高齢者や乳幼児が同居している場合、

患者本人は同じ湯船にはつからず、シャワーで済ます方が良いのです。

そして、プールや温泉も同様の事が言えます。

まとめ

疲労やストレスが原因であることがほとんどなので、

発症した場合は出来るだけ安静にして自宅で療養し、

他人との接触も最小限にとどめておくのが良いでしょう。

仕事がある場合でも出来るだけ理解を求めて、休ませてもらうのが無難です。

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