突然の高熱でインフルエンザかもしれないと思ったら、
まずは病院で検査を受けると思います。
しかし、インフルエンザの検査を受ける
タイミングによっては、感染しているのに
陰性になってしまうこともあるんです。
どうしてそんなことになってしまうのでしょうか。
インフルエンザの症状が現れてから、
どのくらいのタイミングで検査を受ければいいのか、
インフルエンザの検査について調べてみました!
検査を受けようと考えていたら参考にしてみてください。
インフルエンザの検査、タイミングっていつ?
突然の高熱に伴い、全身のだるさや関節痛などが
現れるのがインフルエンザの特徴です。
インフルエンザかもしれないと思ったら、
まずは病院で検査を受けますよね。
しかし、中には検査を受けた結果が陰性でも、
次の日にもう一度してみたら今度は陽性だった
という経験がある人も多いようです。
検査を受ける場合には、どのタイミングで
受ければ正確な結果が分かるのでしょうか。
インフルエンザウィルスは、体の中に入ると
急激に増えるという特徴があります。 感染して8時間後には約100個、16時間後には約1万個、
24時間後には約100万個にまで増えると言われています。 感染したばかりの初期の段階では
ウィルスの数が少ないため、検査の結果が
陰性になってしまうこともあります。
病院に行くのが早すぎると、
陰性になってしまう事が多いようです。
病院で受ける検査は「迅速抗原検出キット」
と呼ばれるものを使います。
これは、インフルエンザウィルスが
一定以上の数になると反応します。
綿棒を鼻の奥や、のどの奥にいれて
サンプルを取って検査をします。
子供が奥まで入れるのを嫌がる場合は、
鼻水をサンプルとして検査が出来ます。
インフルエンザウィルスが十分に
増える時間は12時間以降となります。
治療薬は発症してから48時間以内に
使うと高い効果が期待できます。
これらの事をふまえると、インフルエンザの検査の
ベストタイミングは発症してから 12時間以降、48時間以内となります。
インフルエンザの検査では陰性だったけど、安心はできない…
インフルエンザのキットを使っても
100パーセント確実に感染を調べることは出来ません。
陰性だったとしても、時間がたってウィルスの数が
増えれば陽性になることもあります。
病院で検査を受けて陰性だったとしても、
周りにインフルエンザに感染した人がいれば
うつっている可能性も考えられます。
病院でも、周りの状況をふまえて、
もう一度翌日に検査をする場合もあります。
早く感染しているかどうか知りたいと思う人も
いるかもしれませんが、時間を置くことで
正確な結果が分かります。
また、検査にはお金もかかる為に、
早すぎると余分な出費にもなってしまいます。
厚生労働省の方針では、インフルエンザの検査は
基本的に1回だけとされています。
2回目以降は保険が適用されないこともあるので注意が必要です。
状況をよく見極めて、適切なタイミングで検査を受けたいですね。
インフルエンザの検査は12時間経ってから
インフルエンザは突然の高熱や
関節痛などの症状から始まります。
急に高い熱が出ると驚いてしまいますよね。
特に、お子さんは心配になってしまいます。
しかし、検査を受けるのが早すぎると
陽性なのに陰性と言われてしまう事もあります。
何回も病院に行くのは、お子さんにも負担がかかります。
状況をしっかりと見極めて、救急性がないようだったら
少し時間がたってから病院へ行きましょう。
症状によっては、すぐに病院へ行った方が
良い時もありますので、不安があれば
電話などで医師に相談した方がいいかもしれません。
インフルエンザに感染しないように、
普段から手洗い・うがい・ワクチンなどで
予防をしっかりとする事も重要です。
毎年、冬になると流行するインフルエンザですが、
出来ることから対策をしていきましょう。