耳がかゆい原因てなに?病気なの?

耳がかゆくて仕方ない・・これって病気?

こんなこと気になったことありませんか?

こまめに耳の中も掃除しているつもりなのに、何度も繰り返すかゆみ・・

耳の症状が普段の生活に影響することもありますので、早く治ってほしい

ですよね。

もちろんあなた自身でも、

ご家族の誰かこういった経験があれば、

ぜひこの先を読み進めてもらえればと思います。

何が原因?対象方は?などご紹介していきますので、

参考にしてみてください。

耳がかゆい!繰り返す!汁も出るときの対処法は?

耳垢がたまってかゆみを感じることもありますが、

耳垢は入り口から約1センチのところに多くたまります。

それ以上奥に耳垢がたまるということはまずないんです。

でも普段から耳かきを頻繁にする人は要注意ですよ!

耳かきや綿棒で、耳垢を知らない間に奥へ押していませんか?

これが原因で耳が詰まったような感覚になることがよくあります。

また耳かきのしすぎで外耳道を傷つけ、炎症を起こしている可能性もあるんです。

傷ついた外耳道から汁がでることがあり、これを「浸出液」と言います。

浸出液がたまると耳垢のにおいがきつくなり、耳の中に違和感を覚えます。

するとまた気になって、綿棒などで取り除こうとする人がほとんどです。

必要以上に耳かきをする

外耳道が傷つく

浸出液が出て、固まってかさぶたになる

かさぶたがかゆくて気になるので耳掃除をする

かさぶたが破れてまた浸出液が出る

この繰り返しでなかなか症状がよくなりません。

基本は耳かきを我慢し、自然治癒するまで待ってあげるのが一番です。

ただ耳の痛みが増したり、熱を持っていると感じたら

すぐに耳鼻科へ行ってください。

悪化すると大変ですので、

すみやかに耳鼻科を受診し適切な治療を行ってもらいましょう。

症状が軽いうちに治療すれば、すぐ治りますよ。

耳がかゆい!痛い!どうすればいい?

他にも風邪の菌が耳の中へ入ってしまい、

炎症を起こし痛みの原因になることも。

いわゆる「中耳炎」です。

とくに小さな子供はよく発症しますし、

発熱と強い痛みを訴えてくるのですぐ分かります。

ひどくなると耳の中から黄色っぽい汁がでてくることもあるので、要注意です。

すぐに耳鼻科へ行くことができればいいのですが、

休日や夜間で受診できないこともありますよね。

そういう時はとりあえず冷やすのが一番です。

耳の後ろに保冷剤をまいたタオルなどをあて、安静にします。

応急処置の一時しのぎ程度ですが、

いくらかは耳の痛みを抑えることができます。

また汁が出ている場合、その汁に菌が潜伏していることもあります。

二次感染を起こさないためにも、寝具の取り扱いには十分注意してください。

枕やシーツなど、耳が触れそうな場所にタオルを敷くなどの対処をお願いします。

抗生物質などのお薬を処方されるかと思いますが、

かならず出された分は最後まで飲み切ってください。

菌が完全に死滅していないと、再発する恐れがありますのでご注意を。

まれに中耳炎の影響で、聴力まで影響を受けることがあります。

そうなるとしばらく通院する必要がでてきますので、

長期戦になることも覚悟しておいたほうがいいでしょう。

まとめ

耳の中を清潔にしておきたい、という気持ちはよく分かります。

でもそれがかえって耳を傷つけていることはよくあります。

耳掃除は適度にすることを心がけ、

あまり神経質になりすぎないことも大切です。

また異物感や腫れ、痛みを感じたら、

放置せずにすぐ耳鼻科を受診してください。

とくに小さなお子さんは中耳炎が悪化することもよくあるので、

しっかりと様子を見てあげてくださいね。

少しでもおかしいなと思ったら、とりあえず診察を受けましょう。

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