心の病はデリケートな病気ですよね。
何気ない言葉や出来ごとで傷ついてしまっても、
すぐに立ち直れる人もいれば、
そのまま引きずってしまう人もいますよね。
すぐに立ち直れる人はいいのですが、
引きずってしまう人は心の病にかかってしまい
身体的にも症状が出てきてしまうなどの問題がでてきます。
心の病には、ノイローゼとうつ病があります。
意味を聞かれても、
違いをパッと答えられる方は
少ないのではないでしょうか。
育児でうつやノイローゼになるのは女性だけではない!男性にも潜むリスク
育児でうつやノイローゼになってしまう
女性が多いのはご存知ですよね。
悩みを誰にも相談できずに一人で抱えてしまう人、
毎日子供が泣き叫んだり暴れたり手に負えなくて
途方に暮れてしまうなんてことが
あるのではないでしょうか。
朝起きて1日が始めるのが嫌だと思いはじめたり、
今まで好きだったことが嫌になりはじめたりしたら
それは「うつ」の可能性があります。
子供と関わるのが怖いなどの
激しい恐怖感や不安、
動悸や手足のしびれなど身体的症状が現れたら
「ノイローゼ」の可能性があります。
まわりとあまり接点のない方は、
一人で抱え込んでしまうことが
多いかと思います。
出来るだけ一人にならないよう心掛け、
助けてくれる人がいることに気づくことで
気持ちが楽になり
思いつめることもなくなるでしょう。
また真面目な方は、
きちんと育てなければいけないと
思ってしまうことが多いと思います。
もちろん責任感を持つことは大事ですが、
たまには手を抜いてみることで
気持ちが楽になるはずです。
最近では、男性もあれこれと思い込んでしまい、
うつやノイローゼになってしまう方が
増えてきているようです。
男性の場合ですと、
仕事でストレスを抱えてしまうことが多いうえに
ストレスを発散する場が少なく、
うつやノイローゼになってしまう確率が
なんと女性の2倍になります。
ノイローゼやうつで自殺を考える前に知っておきたいこと、頼れるところって何がある?
ノイローゼやうつになってしまい、
自殺してしまう方が年々増えてきています。
自殺を考えてしまう前に、
いくつかできることがあるので
自分に合った解決策を見つけましょう。
睡眠障害や食欲不振、
動悸などの身体的症状が長期間ある場合は、
初期症状といってもいいでしょう。
休息をしっかりとり、
規則正しい生活を送ることで
解決してしまうことが多いです。
人と関わることに恐怖心が現れたり、
音に過敏に反応し始めたり、
自殺したいと思うようになったりするのは、
中期症状です。
この症状を放置するのは非常に危険です。
恥ずかしいから病院には行けない、
少し休めば治ると自己判断せずに、
心療内科や精神科などの医療機関を受診しましょう。
カウンセリングや薬物療法を用いることで、
心が楽になったり身体症状が落ち着いたりします。
まとめ
何事にも一所懸命に取り組むことや、
責任感があることは
素晴らしいことだと思います。
だけど、
人間だれしも必ず成功するわけではなく、
時に失敗だってします。
そういった時は、失敗したことを
思いつめるのではなく
「こういう時もあるよね」と
許してあげることも必要です。
困ったことがあれば、
一人で抱え込むのではなく、
誰かに相談やお願いしてみることで
解決したり心が楽になったりすることがあります。
もちろん心療内科や精神科などの医療機関を受診して、
プロの方に診てもらうのもありだと思います。
最近では、ストレスチェックを
取り入れている企業も増え、
インターネット等で
簡単にチェックできるようになっています。
あれもこれもと頑張りすぎるのではなく、
一度休息をとって、
ゆっくりと自分を見つめ直してみるのも
いいのかもしれません。