麦茶ポットは、洗いにくいものが多いですよね。
でも、洗いにくいからと言って、
汚れをそのままにしておいては危険なのです!
では、麦茶ポットについた汚れは、
どんな悪影響につながってしまうのでしょうか。
そして、麦茶ポットの汚れをきちんと
落とすには、どうしたらいいのでしょうか。
ここでは、麦茶ポットの汚れの危険性と、
その落とし方についてお話していきます。
麦茶ポットの汚れが気になる! 実は汚れたままだと危険?
麦茶ポットの汚れには、いくつか種類があります。
まず、ボトルの傷口に入り込んだ、
黒い汚れについてお話していきます。
この黒い汚れは、茶渋が蓄積してしまったものです。
ボトルに麦茶を入れて保存していくと、
どうしても茶渋が出てしまいます。
その茶渋が、ボトルについてしまった
細かい傷の中に入り込んでしまうのです。
特に、プラスチックのボトルは傷がつきやすいので、
黒い汚れもつきやすくなります。
この黒い茶渋をそのままにしておくと、
雑菌が繁殖してしまうので危険です!
次に、白い斑点のような汚れについてお話していきます。
この汚れがついてしまうのには、2つの原因が考えられます。
1つは、水道水から出る「カルキ」が結晶化したものです。
カルキとは塩素のことを言い、
水道水を使うと必ずカルキが出てきます。
このカルキがたくさん集まると、
やがて結晶化していき、水垢となります。
この「結晶化して水垢となったもの」が、
白い斑点のような汚れとなるのです。
もう1つの原因は、少し汚いかもしれませんが、カビです。
麦茶をボトルに入れて長期間保存して
おくことで、カビが発生し始めます。
これが白い汚れとなって、ボトルに付着してしまうのです。
「それなら、冷蔵庫に入れて保存しておけば大丈夫」
と思うかもしれません。
でも、冷蔵庫に入れて保存しても、残念ながらカビは発生します。
特に、3日以上同じボトルに入れている場合、
ほぼ確実にカビが発生すると言われています。
黒い汚れ・白い汚れ、どちらも
カビや雑菌と深い関係があります。
なので、きちんと落としておかないと、
体に良くありませんよね。
特に、プラスチックボトルの場合、
ガラスのものより汚れがつきやすいようです。
なので、より念入りに、よりこまめに
洗うようにしなければなりませんね。
麦茶ポットの洗い方決定版! この方法なら汚れがとれる!
では、麦茶ポットの汚れをしっかり落とすための
洗い方についてお話していきます。
毎日の洗浄は、中性洗剤を使うという形で十分です。
細長いタイプのポットの場合は、
長い柄のついたスポンジを使うといいですよ。
又、黒い汚れ・白い汚れ、
どちらにも有効なのが、つけ置き洗いです。
毎日洗剤で洗うことに加え、
1~2週間に1度つけ置き洗いをしてください。
ハイターを使う場合は、「水+適量のハイター」に
30分くらいつけておきます。
その後、ハイターの液が残らないように、
念入りにすすいでください。
そして最後は、しっかりと乾燥させ、
菌の繁殖を防ぎましょう。
「ハイターが好きではない」という場合は、
「お酢+ぬるま湯」を使ってみてください。
この場合は、30分では足りないので、数時間つけておきます。
お酢を使う場合も、つけ置きの後のすすぎと
乾燥は念入りに行ってください。
更に、茶渋の黒い汚れがなかなか取れないという場合は、
重曹につけ置きしてみましょう。
「ぬるま湯100cc程度+重曹小さじ1くらい」
を混ぜた液を作り、ポットに入れます。
そしてポットの蓋をしっかり閉め、
何回かバシャバシャ振ってみましょう。
こうすることで、こびりついた茶渋汚れが
落ちると言われています。
この場合も、念入りなすすぎと乾燥は必須ですよ!
まとめ
麦茶ボトルについたガンコな汚れは、
カビや雑菌なので、体に良くありません。
こまめに中性洗剤で洗いつつ、
1~2週間に1度はつけ置き洗いをしてください。
そして、つけ置き洗いの後はしっかりすすぎ、
液をキレイに流しましょう。
最後は、湿気が全く残らないようになるまで、
きちんと乾燥してください。
乾燥が不十分だと、また新しいカビや
雑菌が発生する可能性があります。