ヒメマルカツオブシムシの対策!幼虫は殺虫剤で駆除できる?


タンスにしまっておいた洋服が、いつの間にか穴が開いていたことってありませんか?

お気に入りの洋服だとなおさらショックですよね。

これは虫に食われて起こったことなんですが、なんていう虫か知っていますか?

ヒメマルカツオブシムシという虫なんです。

今回はこのヒメマルカツオブシムシについて調べてみました。

ヒメマルカツオブシムシとは

ヒメマルカツオブシムシの生態ですが、タンスクローゼットじゅうたんなどに生息していて、活動は年中しています。

体長は2.5mm~3.0mmで黒い地肌の上に白、褐色、黄色の毛がびっしり生えていて、白や黄色っぽい服に飛んできます。

熱に弱く65℃で死にますが、殺虫剤が効きにくいため駆除しにくいのです。

タンスやクローゼットにこのような虫がいて、服をエサにしていると考えたらとても気持ち悪いですよね・・・。

では、どのようにしてこのヒメマルカツオブシムシが侵入するのでしょう?

一番の原因が洗濯物を取り込むときに一緒についてくるというのです。

白っぽい服にもついてくるので、服についたまま、ヒメマルカツオブシムシが部屋に入ってしまうということも考えられます。

部屋に洗濯物を取り込むときは、しっかりと洋服をはらってから部屋にいれることをお勧めします。

他にも、ヒメマルカツオブシムシからの予防策がありますよ。

ヒメマルカツオブシムシの予防法について

衣類をキレイにした状態で収納する


まずは、タンスやクローゼットにしまう前に衣類を洗うことです。

ヒメマルカツオブシムシは水に弱いので、洗濯をすれば死滅します。

ヒメマルカツオブシムシは食べ物で汚れた部分があれば、好んでその部分を食べるので、汚れを落としてから、収納することで、衣類の食害を予防できます。

外干しをする

他にも、ヒメマルカツオブシムシは湿度の高いところが大好きなので、ずっとタンスやクローゼットにしまっていると、ヒメマルカツオブシムシのエサになって今います。

そのためにも天気のいい日に外干しをすることで、ヒメマルカツオブシムシがつかない予防策にもなります。

ヒメマルカツオブシムシの好物は他にもありますよ。

ほこりペットの毛なども好みます。

部屋を清潔にすることで、ヒメマルカツオブシムシの繁殖を防ぐことになります。

衣類だけでなくタンスの中の糸くずやほこりなども、ヒメマルカツオブシムシのエサになりかねないので、整理整頓をする際は、タンスの中もきれいにしましょう。

防虫剤を使う


あとは、防虫剤を使うことです。

防虫剤だけでは駆除ができないので、あくまでも寄せ付けない予防策と考えたほうがよさそうです。

ヒメマルカツオブシムシの大好物がウールカシミアのものなのですが、それだけ気をつけてればいいというわけではいかないようなのです。

最近では、化学繊維や合成繊維も食べるようになったそうなので、すべての服に気を付けていなければいけなくなりました。

おそるべし、ヒメマルカツオブシムシです・・・

ヒメマルカツオブシムシの幼虫の駆除に効果的な殺虫剤とは


こんな厄介なヒメマルカツオブシムシはなんとか簡単に駆除したいものですよね。

ヒメマルカツオブシムシの駆除方法として、エアゾール剤や燻煙剤使うのが効果的です。

バルサンなどのようなものを使うのが一番いい方法だと思います。

タンスやクローゼットを開けておいて使うといいですよ。

バルサンといえば、ゴキブリ退治を思い浮かべますが、ヒメマルカツオブシムシの駆除にも効果的なのです。

バルサンをたいてから、掃除と虫よけの天日干しで徹底的にヒメマルカツオブシムシを駆除しましょう。

まとめ


いかがでしたか?

こんな厄介なヒメマルカツオブシムシがタンスやクローゼットにいたらと思うとぞっとしてしまいますが、きちんと予防していればお気に入りの洋服も餌食にならないで済みそうです。

一度ヒメマルカツオブシムシがついてしまった場合は、洗濯をしたり、天日干しをしたりするのがいいですね。

予防対策としては、こまめな掃除など整理整頓をするのがよさそうです。

お気に入りの洋服がヒメマルカツオブシムシでダメになる前に、今回の大掃除はタンスやクローゼットの整理もした方がよさそうですね。

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