もともと労働環境が良くなかったのも辞めた理由です
一番大きな理由は、「愛」でしたが、この件がなくても辞めていたと思います。
毎日12時間働くのは当たり前、休みはなくて当たり前、そんな生活に耐えられなかったのも、辞めたい理由でした。
毎日12時間働いて、気づいたら出勤しない日が月に2回ということも…。
土日も仕事が入り、20日連続で勤務した事も何度もあります。
部活動の顧問もしていましたが、「ブラック部活」と呼んでもいいような部活でした。
ベテランの先生が主顧問、私は副顧問でした。
生徒が土日も練習したいと練習日程を組んでくるので
「やる気があるなら叶えてあげたい」
という主顧問の先生の方針で土日も出勤です。
土日が両方共休みなのは試験の時ぐらいでした。
途中からは
「同じタイミングで顧問が2人必要な時以外は、1日練習のときは半日ずつにしましょう。
半日練習の時は私が基本は出勤するので、私が無理な時だけ交代してください。」
と主顧問が方針転換をしてくれたため、出勤の時間は少し減りました。
でも、休日に部活動で出勤してきても、お手当は一人分しか支給されなかったのです。
「予算がない」と、はっきり言われたので、無い袖は振れないので仕方ありません。
主顧問の先生と協議した結果
「とりあえずお互い交代でお手当を申請しましょう」
との事に。
その結果、丸1日部活で拘束されても無給なことも沢山ありました。
それでも、「生徒のためなら」とぐっと我慢してしまうのが教員なのかなぁと思います。
勤務校が普通科の学校ではなかったので、日曜日に検定の監督として出勤することもしばしばありました。
平日よりも勤務時間は短いとはいえ、勤務は勤務です。
慢性的に疲労が溜まっていき、仕事中に立てなくなって、休養室で休みながら授業をこなしていた日もありました。
そんな生活が続いていたころ、海外へ行く決心がついたのと、「このまま働き続けたら死ぬ」と思ったことが後押しになり、自己都合の退職ですが、退職することにしました。
同僚の先生方もいい先生がほとんどで、お別れするのが惜しくなるぐらいいい職場でした。
まぁ、年度末に所謂お局様の言動で職場に不穏な空気が流れましたが、逃げ切れたので良かったです。
コメント
はじめまして。
私は今年の3月31日末で、10年務めた公務員を辞めました。
辞めたいという思う気持ち、理由は、公務員、会社員でも大差はないと私も思います。
ただ、世間一般に周知されている公務員は首にならない、安定しているという身分保障を
自ら放棄してまで辞めるなんてもったいない、そう考える人が多いのが現実です。
私もそのことによって、辞める覚悟をしても、実際に行動に移すまでに随分時間がかかりました。
仕事の大変さは、実際にやった者にしかわかりません。同じ仕事をしても、辛いと感じる人もいれば、楽しいと思う人もいる。
自分の気持ちに素直に、辛いものは、辛い。それを自分が認めて、自分を責めるのではなく、頑張っている自分を労ってあげてください。
決して、辞めることを勧めているのではありません。
外の雑音は気にしないで、自分に正直に生きましょう。
そうすれば、少しは気持ちが楽になるかもしれません(^^)。