今までにも辞めようと思ったことはありました
実は、非正規から正規雇用の境目の時期に、1度本当に辞めようと思った時期があります。
校長からのパワハラとセクハラが日常的に行われており、心身ともに疲れてしまったからです。
パワハラは私だけでなく、ほぼ全職員が受けており、職場の雰囲気は最悪でした。
できるだけ校長には遭遇しないように気をつけていました.
うっかり遭遇しようもんなら「お前は戦力外だ」「お前は学校への貢献度が低い」などの発言(どうも、他の非正規の先生方皆に言ってたそう)
そうかと思えば、廊下ですれ違った時に「今日もお前はかわいいな」と言われたり。
もう意味がわかりません。
私が職員室で仕事をしていると、突然背後から私の肩を揉み始めるなど、やっぱり意味がわかりません。
行きたくなくてもほぼ強制参加の飲み会では、「一応お酒注ぎにいかなきゃいけないよね」と思い、行けば太ももを撫でられるなど、今思えば訴えれても良かったなぁと思います。
そんな職場でしたから辞めてしまおうと思った矢先の出来事です。
体調を崩していたので有給を取得して病院に行っていたとき
「どこをほっつき歩いているんだ馬鹿者。すぐに学校に来い。」
と校長から電話が入りました。
ええ。病院ですよ、病院。
バカもクソもあるかと思ったのですが、呼ばれたので仕方なく校長室に出向いたら開口一番に
「お前、来年度担任な。」
と言われました。
担任の先生というのは正規雇用の先生の特権だと思っていたので、まさかそんな命令をもらうなんて思いもしませんでしたし、聞いた後は卒倒しそうでした。
何も研修を受けられずに今まで仕事をしてきたのに突然担任だなんて、生徒が可愛そうです。
でも、諸先輩方に相談すると
「仕事は出来る人のところに来る。あなただから任されたんだよ。他の講師の先生には来てないでしょ?サポートはするから、頑張ってみてね。」
と言われたので、担任を引き受けることに。
学年主任の先生に助けてもらいながら日々の仕事に追われていました。
そんな時ですから、教員採用試験の勉強時間がほとんど取れず、ぶっつけ本番で受けに行きました。
不思議とスラスラ答える事ができ、難なく試験をパスすることがでたんです。
その後、1歳上の非正規雇用の先生からやっかみを受けて、少し辛い思いをしましたが、彼女の気持ちも理解できるので、複雑な気持ちでした。
ただ、彼女も私の真似をして翌年担任をしたそうですが、試験には合格しなかったと聞きました。
生徒に「私の事が大嫌い!」と平然と言ってしまうような人なので、試験合格も難しいでしょう。
その次の年はその学校での籍もなくなったそうなので、今は何をしているのかはわかりません。
と、以上が私が公務員を辞めた時の話+辞めようと思った時の話です。
仕事と愛を天秤にかけ、愛を取りました。
後悔はしていません。
コメント
はじめまして。
私は今年の3月31日末で、10年務めた公務員を辞めました。
辞めたいという思う気持ち、理由は、公務員、会社員でも大差はないと私も思います。
ただ、世間一般に周知されている公務員は首にならない、安定しているという身分保障を
自ら放棄してまで辞めるなんてもったいない、そう考える人が多いのが現実です。
私もそのことによって、辞める覚悟をしても、実際に行動に移すまでに随分時間がかかりました。
仕事の大変さは、実際にやった者にしかわかりません。同じ仕事をしても、辛いと感じる人もいれば、楽しいと思う人もいる。
自分の気持ちに素直に、辛いものは、辛い。それを自分が認めて、自分を責めるのではなく、頑張っている自分を労ってあげてください。
決して、辞めることを勧めているのではありません。
外の雑音は気にしないで、自分に正直に生きましょう。
そうすれば、少しは気持ちが楽になるかもしれません(^^)。