幼稚園教諭って年収はどれぐらい?子供が好きだけでは続けられない

小さいお子さんが好きな方が、一度は夢見る幼稚園教諭。

子どもが好きだから、子どもに関わる仕事がしたい

という方は資格を取って幼稚園の先生に

なることを目指されるかと思います。

けれど、子どもと関わって楽しい、

というだけの職業ではないのです。

お子さんたちと遊んでいるだけではない、

見えない部分でも仕事はたくさん。

体力的にも精神的にも大変な、幼稚園教諭。

それでもいい!

という方ももちろんいるかと思います。

けれど離職率が高いというのも、事実。

理由は、お給料と仕事内容とを比べたときに

割に合わないと感じたという方が多いです。

幼稚園教諭の年収は、もちろん幼稚園ごとによって

変わるかと思いますが基本的には300万から

350万くらいというかたがほとんど

しかも勤続年数が長くても、それほど大幅に

上がったりしないというのが現状です。

年を重ねていっても400万円に

達する方なんてほとんどいないようです。

労働内容のわりに、少ないと感じるのは

そういったところもあるのではないでしょうか。

幼稚園教諭と保育士の違いとは?お給料がいいのはどっち?

子どもに関わる仕事をしたいと考えた場合、

もうひとつの選択肢として保育士というものがあります。

どちらを選ぶか決めるには、どう違うかと

いうところが気になりますよね。

幼稚園教諭と保育士の違いはいくつかあります。

まずは資格の取り方と管轄が違います。

幼稚園教諭の資格を持つ方のほとんどは、

大学や短大で必要な単位を取り卒業と同時にその資格を得ます。

もしくは文部科学省指定の養成機関を

卒業することによっても資格を得られます。

保育士のほうは厚生労働省が指定する大学、短大、

もしくは専門学校で単位を取り卒業と同時に資格を取得。

もしくは毎年行われる国家試験を受けて

合格することでも、保育士の資格が得られます。

幼稚園教諭は文部科学省、保育士は厚生労働省の管轄なんですね。

その他違うところ言えば、勤務先でしょうか。

幼稚園教諭は文部科学省管轄の幼稚園で、

相手をするのは3歳以上の未就学児。

保育士のほうは厚生労働省が管轄の保育園で

0歳から就学前、家庭での保育が

一定の理由によって欠けているお子さんが相手。

ただ保育士のほうは乳児院・児童養護施設・

託児所など幅広く勤務することができるので、

就職先の選択肢は広いかもしれません。

お給料面の違いは、やはり勤務する

幼稚園や保育園によって違います。

ただ平均年収を見る限り、あまり差はないように感じます。

しいていえば、富裕層のお子さんが通う

人気のある幼稚園だと、お給料がいいと思います。

そういうところに勤務できるのであれば、

幼稚園のほうが給料がいいといえるでしょう。

お子さんの相手をする基本の時間は

幼稚園のほうが短いですが、延長がある幼稚園もありますし、

お子さんの相手以外の業務ももちろんありますので、

勤務時間もあまり差がないと言えると思います。

幼稚園教諭って残業も多いの?

先ほども言ったように、基本的に勤務時間中

お子さんと接する時間が短いのは幼稚園教諭です。

けれどお子さんがいる時間帯は、

お子さんにつきっきりになりますよね。

普段の授業に必要な準備やイベント事の準備、

記録などの書き物など、お子さんと関わらない仕事は

それ以外の時間にすることになります。

お子さんたちが帰った後、それらをする必要があり、

そのせいで残業をしているという幼稚園教諭の方が多いのです。

私の周りで幼稚園に勤めたことのある人たちは、

イベント前は遅くまで残っていて

大変だったという人がほとんどです。

残業代が出るのならいいのですが、

わりとサービス残業も多いようで

幼稚園教諭の離職率が高いのは

そういうところにもあるのかもしれませんね。

まとめ

幼稚園教諭のお仕事についていろいろ

お伝えしてみましたが、いかがでしたでしょうか。

正直なところ、お給料のわりにハードなお仕事だと思います。

本当にこのお仕事が好きという人でしか、

続けられないというのがよくわかりますね。

それでも、いろいろなことを一番吸収していく時期の

お子さんたちの成長を身近で見守れる

やりがいのある仕事ではあります。

幼稚園教諭をお仕事にしたいと考えている方は、

情報収集をたくさんした上でゆっくり考えてみてください。

もしかしたら「しんどいけど、楽しい!」

と言える天職だったりするかもしれませんよ!

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