2019年のゴールデンウイークが10連休になるって知っていましたか?
この10連休の情報を聞いて思わずうれしくて、旅行の計画を立てています。
なぜ2019年のゴールデンウィークがこんなに長く連休になるかというと、“立皇嗣の礼”が関係しているからです。
“立皇嗣の礼”??となりますよね・・・
今回はそのゴールデンウイークの10連休の謎と立皇嗣の礼について調べてみました。
立皇嗣の礼とは。読み方と詳細について
まず“立皇嗣の礼”とあるけど、どう読むの?
“りっこうしのれい”と読みます。
“皇嗣”とは、皇位継承順位1位を表すものです。
2020年4月19日に、立皇嗣の礼という儀式、つまり、秋篠宮さまが皇位継承順位1位を意味する皇嗣になられる儀式が行われます。
では、次の天皇は誰?ということになりますが
現在の天皇陛下、今上天皇陛下が退位されると、次の天皇陛下に即位されるのは、現在の皇太子、徳仁親王(なるひとしんのう)殿下ということになります。
では次の皇太子は誰ということですが・・・
皇太子は不在ということになります。
皇太子とは、天皇の子という意味なので、秋篠宮殿下は皇太子とは呼びません。
ですから、秋篠宮殿下は立皇嗣の礼の儀式によって、皇位継承順位1位の皇族という意味の皇嗣と呼ばれることになります。
浩宮殿下が天皇即位されているあいだは、皇太子は不在ですが、その後秋篠宮殿下が天皇になられた時に、悠仁親王が皇太子になるということです。
愛子様は皇太子にはならないの?
愛子様は皇太子になれるのか?という疑問がわいてきますよね・・・
徳仁親王が即位されると、天皇の子として、愛子様は皇太子となるのですが、なぜ皇太子とならないのかというと皇室典範があるからです。
皇太子は皇位継承順位1位である皇嗣となり、愛子様が皇太子になるには皇室典範の改正が必要になってきます。
女系天皇を認めるという改正が必要になるからです。
2019年のいつになるか、また休みにならないのか
さて、立皇嗣の礼というものが分かりましたが、なぜゴールデンウィークと関係があるのでしょうか?
2019年5月1日に皇太子さまが天皇に即位される即位礼正殿の儀が行われます。
その5月1日を一回限りの祝日にするということが決まったのです。
ということは、2019年のカレンダーを見てみてください。
4月27日は土曜日、28日は日曜日、29日は昭和の日で祝日、5月1日は皇太子さま即位で祝日、3日、4日、5日、はいつもの祝日で、6日振替休日、4月30日と5月2日は祝日に挟まれるので、休みとなります。
ということは・・・
2019年は4月27日から5月6日までが休みとなり、10連休になるのです。
こんなに長く休みになるとは・・・
休みが増えるのはとても喜ばしいことです。
この5月1日の祝日は、今現在2019年限りということですので、2020年は平日ということになります。
天皇誕生日の日付は変わる?
また、天皇陛下が変わるということで、天皇誕生日の祝日にも変化がありますよ。
12月23日は今上天皇の誕生日で祝日でしたが、退位後2019年は平日となります。
そのかわり、徳仁親王が即位された場合、2月23日が誕生日ですので、2020年からは2月23日が天皇誕生日の祝日になります。
12月23日はクリスマス前後で、祝日はとてもうれしかったのですが、残念です。
そのまま休みになるといいのですが・・・
まとめ
いかがでしたか?
まさかの、2019年に10連休のゴールデンウィークになるとは、驚きですよね。
皇室典範の定めにより、立皇嗣の礼の儀式が行われ、皇位継承の順位が定められました。
つねづね、愛子様が皇太子になるのかと疑問に思っていたのですが、やはり、それは皇室典範により不可能のようですね。
もし愛子さまが皇太子となるのなら、皇室典範の改正という大きな改革が必要となり、今現状無理なのかもしれませんね。
現状のままですと、秋篠宮殿下が皇位継承順位1位となる皇嗣になることで、皇太子が悠仁親王になることになります。
5月1日は、新天皇誕生ということで、祝福をする日でもあります。
10連休になるのですから、みなさん、大いに祝福できますよね・・・
こんなに長く休みがあって、旅行の計画を立てたいのですが、混むだろうなぁとつい考えてしまいますが、楽しい連休になるよう、みなさんも計画たててみてくださいね。