手足口病は妊婦が一番危険?お腹の中の子供への影響は?

子どもたちの間で夏ごろに流行る夏風邪の一種、手足口病

お子さんが保育園に通っていたりすると、

もらってきたりすることがありますよね。

基本的には5歳くらいまでの乳幼児が

かかりやすい病気で、手や足に出る発疹や、

咳などの症状、38度未満の熱などが特徴

飛沫感染や接触感染をするものなので、

集団生活をしているお子さんは

これにかかることが多くあります。

しかもウイルスの種類がいくつかあるため、

一度かかったからと言ってもう二度と

かからないというわけでもありません。

まれに重症化することもある、手足口病。

これをお子さんがもらってしまったとき、

もし二人目や三人目のお子さんを妊娠していたら。

もしかして自分が手足口病になると、おなかの赤ちゃんにも悪影響?

なんて心配が出てきてしまいますね。

そこで妊婦さんにとって、手足口病はどんな影響があるのか

お腹の赤ちゃんに影響はあるのか。

妊婦さんと手足口病について、

いろいろお伝えしていこうと思います

手足口病がお腹の中の赤ちゃんに影響しないか心配

大人が手足口病になると、重症化することも

あると聞いたことがあるかもしれません。

そんな話を聞くと、妊娠しているのに

影響はないのかなと心配になってしまいます。

けれどこれは安心してください。

基本的に手足口病は、妊婦さんがかかっても

お腹の赤ちゃんには影響がないと言われている病気です。

ごくまれに赤ちゃんに障害が残ったなどの

例があるようですが、どれも手足口病が

直接的な原因と考えにくいものばかりなので

その心配はいらないようです。

だからといって放っておいていいものでもありません。

手足口病自体は心配なくても、もし重症化して

高熱が続いたりすれば赤ちゃんに

全く影響がないとは言い切れなくなります。

微熱程度なら心配ありませんが、

もし40度を超える熱が続くようであれば、

早めに受診するようにしてください。

基本的に特効薬などがない病気なので、経過観察になります。

熱が続いていても、口内炎がひどく

痛みを伴っていても、妊娠されている方は

飲むお薬には注意が必要です。

自己判断で市販の鎮痛剤や解熱剤、

口内炎のお薬などを飲まないようにしてください。

症状がつらい場合は必ず医師に相談して、

妊婦さんでも安心して使えるお薬を処方

してもらってくださいね。

手足口病の感染はいつまで注意すればよい?

胎盤から胎児への影響がないと言っても、

妊婦さんの体調が悪いというのは

基本的にいいことではありませんよね。

特に初期、中期、後期通して

お腹の赤ちゃんに悪影響になる期間はありませんが、

妊婦さんが不安なままなのはよくありません。

そして胎盤から感染という可能性がなくても、

生まれてきた赤ちゃんには

ごくごくまれですがうつる場合があります。

妊娠中にもしもご家族の誰かが

手足口病をもらってきてしまったら、

家庭内でそれ以上広がらないように注意をしてください。

7月頃のピークが過ぎ、保育園での流行が

おさまるまでは手洗いうがいを徹底し、

タオルの共有などは避けるようにしましょう

おむつやトイレのお世話などの時に

感染する可能性もあります。

もしご家族の誰かが感染しているのであれば、

そういったときにも注意が必要です。

まとめ

手足口病は妊婦さんやお腹の赤ちゃんに、

直接的な影響がないことがわかりました。

あまり心配しすぎてストレスを感じることのほうがよっぽど、

お腹の赤ちゃんには悪影響になってしまいます。

そんな事態を防ぐためにも、感染予防を心がけましょう。

妊婦さんは免疫が落ちやすく、

病気にかかりやすい場合があります。

妊娠中は健康的な生活を心がけ、

食事や睡眠などを十分にとることも大切な予防です。

心配事を減らして、安心できる

マタニティライフを楽しんでくださいね。

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