年2回のボーナスは、サラリーマンにとって、とてもうれしいものですよね。
旦那様のボーナスをあてに旅行など計画している方もいるのではないのでしょうか。
大手企業のボーナス額を聞けば、毎回うらやましく思ってしまうのですが・・・
年代別でボーナスの平均はどのくらいもらっているのでしょう。
今回は20代、30代、40代、50代の平均のボーナスの手取りについて調べてみました。
Contents
ボーナスの手取りの計算方法について
ボーナスの額面をみると、とっても嬉しくなりますが、かなり税金がひかれて手元には思っていたより少なくなりますよね。
ボーナスの総支給額から、健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料などの社会保険料と所得税が引かれたものが手取りとなるのです。
社会保険料の計算をする方法がありますので、ご紹介します。
まずは、社会保険料を計算するときに、標準賞与額と賞与の額面の金額を使うことがあります。
標準賞与額とは、賞与の額面の金額から1000円未満を切り捨てた額を言います。
社会保険料は、健康保険、厚生年金保険、雇用保険となり、それぞれの計算方法があります。
健康保険料
健康保険料は、標準賞与額 × 健康保険料の率 ÷ 2となります。
健康保険料の率は、協会けんぽの保険料額を使って計算するのですが、都道府県によって、税率が違ってきます。
厚生年金保険料
厚生年金保険料は、標準賞与額 × 厚生年金保険料の率 ÷ 2となります。
雇用保険料
雇用保険料は、額面の賞与額 × 雇用保険料の率となります。
この社会保険料のほかに源泉徴収税も引かれます。
源泉徴収税
源泉徴収税額は、(賞与-社会保険料)× 源泉徴収税率となります。
源泉徴収税率は前月の給与-前月の社会保険料と扶養親族の数で求められます。
ボーナスの総支給額を見ると、うきうきしてしまいますが、社会保険料や源泉徴収額を引かれると、ついがっかりしてしまいますよね。
これだけの計算方法のもと引かれてしまうので仕方がないのかもしれません。
ボーナス手取りの年代別の平均額
ボーナスの総支給額から、社会保険料や所得税などが引かれて手元に残る計算方法が分かったところで、年代別でボーナスの平均を調べてみました。
この平均を見て、自分がどれだけもらっているのかがよくわかると思います。
20代ボーナスの手取り平均
年間60~80万円
結果をみて、結構多いなぁと思いました。
入ったばかりの新入社員はこれほどもらっていないでしょうが、20代後半にもなるとこの金ぐらいは貰えるのかもしれません。
もちろん大手企業などで平均のボーナス金額を上げているのかもしれませんが・・・
30代ボーナスの手取り平均
年間80~100万
20代に比べると、ぐんとボーナスの手取りもアップしますね。
30代にもなると、責任ある仕事をまかされる年代でもありますし、早ければ、役職にもついている可能性もあるということで、この金額までアップしたようです。
結婚する年代でもありますので、このボーナスの金額は家計にはとても助かります。
40代ボーナスの手取り平均
年間100万~120万円
さすがに40代ともなると、100万を超えますね。
40代にもなると役職にもついているので、このボーナスの金額は妥当と言えます。
家庭を持つ40代の世帯では、このボーナスの金額で教育資金にもなったり、ローンの返済などにも充てられるかもしれませんので、ボーナスのありがたみが分かりますね。
やはり、年齢とともにお給料が上がるので、必然的にボーナスもあがるシステムになっています。
以上が年代別のボーナスの手取りの平均の金額になりましたが、多く感じましたか?この程度と感じたのでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
年2回のボーナスはとてもありがたく、うれしいものです。
総支給額を見るとうれしくなりますが、かなりの保険や税金がひかれて手取りが少なくがっかりすることもあります。
年代別のボーナスの手取りも皆さんはどう感じられたでしょうか?
あくまでも平均ですので、大手企業のボーナスの手取りが平均値を上げている可能性もありますので、低く感じた方も落ち込まないようにしてください。
年齢でどんどんボーナスも上がっていくので、家庭を持つサラリーマンにとってはありがたい話ですよね。
貴重なボーナスを有意義に使ってくださいね。