赤ちゃんが成長してきて、歩けるようになってきたら気になるのがトイレのこと。
ずっとおむつだと、おしりのかぶれも気になりますし、ママの手間もかかります。
周りの同い年くらいのお子さんが、トイレトレーニングを始めたと聞くと
焦ってしまうことだってありますよね。
「トイレトレーニングはいつから始めたらいいの?」
「どうやったらうまくいくの?」
そんな色んな疑問も出てきてしまうと思います。
そこで、お子さんのトイレトレーニングが少しでもうまくいくように
進め方やそのコツを簡単にお教えしたいと思います!
赤ちゃんをトイレの便座でさせるとき、補助便座は必要?
今はほとんどのお家が洋式トイレなので、
赤ちゃんのトイレトレーニングに補助便座を使う家庭が増えています。
我が家もそうでした。
いざトイレトレーニングを始めようと思って見に行ってみると、
種類もいろいろありますし、そもそも必要なのかなと疑問に思うことがありました。
補助便座が必要かどうか、決める基準はお子さんの成長度合いだと思います。
まず、一人でしっかり座れるか。
大人用の便座に取り付ける補助便座はどうしても位置が高くなってしまうので、
まだ座り始めで安定しない赤ちゃんには向きません。
しっかりと一人で座ることのできる月齢かどうかで、
使うかどうかを決めるといいでしょう。
逆にもっとお子さんが大きくなったころからトイレトレーニングを始めるご家庭は、
補助便座はなくても大丈夫です。
1歳半~2歳くらいになると、もうしっかりと座れるので
大人の便座に直接座っているというお子さんも多くいます。
お子さんの年齢の他にも、体の大きさや身長などを見て、
大人の便座だとしっかり座れないなと感じたら、
補助便座を用意してあげるといいでしょう。
赤ちゃんのトイレの練習はいつから?
そして一番気になるのが、
トイレトレーニングを始めるタイミングです。
これは本当に個人差があるので、周りが始めたからとか、
育児書にこの時期だと書いてあるからという理由で始めると、
うまくいかず余計に焦ってしまうこともあります。
まずはお子さんにあった時期を見極めましょう。
ポイントは、いくつかあります。
まず、おしっこの間隔が2~3時間空くようになってきたか。
これは膀胱が発達してきている証になります。
トイレトレーニングに始めることができる状態です。
次に、歩けるかどうか。
自分で歩いてトイレに行くというのは大事なことで、
自分の意志で行くというところが重要です。
まだ歩けないのなら、焦ってトイレトレーニングを始める必要はありません。
お子さんの成長に合わせて、待ってあげるのも重要なポイントです。
あとは、お子さんが自分の意志を伝えられるかどうか。
おしっこが出たこと、トイレに行きたいこと、
どんな短い単語でも仕草でも構いません。
自分で伝えるということが大事。
自発的に行けるようになるというのが、トイレトレーニングの最終目標ですので、
それまでは無理にトイレに連れて行って座らせるなどしなくても大丈夫です。
あんまり無理をして、強引に進めると、
お子さんがトイレに行くこと自体を嫌がってしまう可能性があります。
そうなると、トイレトレーニングは余計に進みません。
じっくり様子を見て、始めるタイミングを見極めてあげてください。
お子さんに合わせたトイレトレーニングを
やはり周りのお子さんや育児書を見ているだけでは、
焦ってしまいがちなトイレトレーニング。
けれど、練習をするのは目の前にいるお子さん自身です。
成長度合いも性格も、お子さんそれぞれ違う個性があります。
その子に合わせた楽しいトレーニングで、
上手にトイレに行けるようになるよう一緒にチャレンジしてあげてくださいね。